身体に嬉しい作用がいっぱい
ハーブの女王〜ヨモギ
ヨモギはキク科の多年草で古来から使用されている植物です。
春〜桜が咲き終わる頃から初夏まで…地域によっては3月から5月にヨモギが出はじめます。
山野、畦道、空き地など、至る所に自生しています。
一見すると雑草のように扱われてしまいがちですが…
(実際、私もガーデンの中にあるヨモギは雑草扱いです!)
でも、ヨモギにはさまざまな効能や用途があり身体に嬉しい作用がたくさん詰まっています。
ヨモギの事を知って色々活用すると楽しみが増えますよ!
ヨモギを摘んで香りのいい「草団子」は春のお楽しみのひとつ。
「生ヨモギの処理」「草団子(ヨモギ団子)簡単レシピ」「ヨモギの効能」をご紹介します
目次
- ヨモギの摘み方
- 生ヨモギの処理の仕方
- 白玉粉を使って簡単!草団子(ヨモギ団子)の作り方
1・材料
2・作り方 - 身体に嬉しいヨモギの効能〜5
1・利尿作用
2・消化促進
3・抗菌・抗炎症作用
4・疲労回復・リラクゼーション
5・血行促進 - ヨモギの注意点と副作用
ヨモギの摘み方
繊維が多くアクが強いので指で折れる若葉(新芽)だけ摘みます
摘んだよヨモギを良く洗ってお鍋いっぱいの水から煮ます。
塩・重曹・よもぎを入れて沸騰させます
茹であがったら水にさらしてアク抜きをします。
※茹で汁は捨てずに!後でのお楽しみ!お風呂に入れれば「ヨモギ風呂」!
生ヨモギの処理の仕方
白玉粉を使って簡単!草団子(ヨモギ団子)の作り方
▪️材料▪️
よもぎ 60〜80g (香が強いのがお好きな方は多めに!お好みで調節して下さい)
白玉粉 100g
上新粉 50g
きび砂糖 10g
自然塩 ひとつまみ (ミネラルの多い自然塩がオススメです)
水 目安100 g (白玉団子を作る要領で耳たぶ位のかたさ)
▪️作り方▪️
蒸さずに茹でる〜白玉粉を使って簡単に!
▪️ポイント▪️
◉白玉団子を作る要領で耳たぶくらいのかたさに
なるように水で調節して下さい。
◉蒸し器を使わず茹でるので手軽に簡単です
◉上新粉(米粉)を入れる事でもちもちと弾力のある
団子に仕上がります。
◉きび砂糖を入れるので翌日も柔らかいです。
※冷蔵庫で保存して下さい。
かたくなった場合は沸騰した湯に
1〜2分茹でると柔らかく戻ります。
身体に嬉しいヨモギの効能
- 利尿作用
⚫︎体内の余分な水分を排出してむくみ予防に。
⚫︎体内に蓄積した老廃物を外に排出してくれる。 - 消化促進
⚫︎消化を促進する働きがあり、胃腸の調子を整えるのに助けとなると言われています。
⚫︎消化不良や胃もたれの症状の軽減に役立つこともあります。 - 血行促進
⚫︎体の冷えやむくみの改善に役立つことがあります。
⚫︎体を温め、血の巡りをよくし、クマや肩こりを改善します。
⚫︎ビタミン類が含まれているので、貧血を予防する - 抗菌・抗炎症作用
⚫︎傷口やかゆみのある皮膚などのトラブルの緩和に役立つと言われています。 - 疲労回復・ リラクゼーション「よもぎ蒸し」という韓国古来の美容健康法
⚫︎リラクゼーション効果があり、疲労回復やストレス緩和に役立つと言われています。
⚫︎ご自宅では、お風呂によもぎを入れて入浴することがオススメです。
※下処理の茹で汁を捨てずにお風呂に入れればヨモギ風呂で楽しめます♪
⚫︎発汗を促し、皮膚のターンオーバーを促進する
⚫︎ホルモンバランスの乱れを整え、更年期障害や冷え性を改善する
ヨモギの注意点と副作用
注意点
毒草トリカブトに似た葉の形をしているので、
採取するときには注意!
またブタクサの葉にも微妙に似ていて間違える人が多いそうなので注意してください。
注意点
ヨモギやキク科アレルギーの方、
幼児やてんかん体質の方は
ヨモギの飲食を控えてください。
副作用
妊婦の方は過剰に摂取すると流産・早産につながる恐れがあるとされています。過剰摂取は厳禁!
副作用
デトックス効果が高く、稀に便秘・腹痛・下痢などの
症状が悪化する場合があります。
症状が現れた場合には速やかに飲食をやめてください。
個人の体質や状態によっては注意が必要です。
また、医療目的で使用する場合は、専門家に相談することをおすすめします。
日本中に野生で生えている草なので、身近な所で見つけられます。
是非、散歩や散策をしながらヨモギ摘みを楽しんでみて下さい。
婦人科系の不調改善や、美肌に繋がる作用がたくさん
そして健康づくりに役立つ作用もたくさん。
ヨモギを摂らないなんてもったいない! というくらいさまざまな薬効を持つ万能ハーブです。
「農ある暮らしを体験する宿」ナチュラルガーデンinnオレンジペコ では
季節のふるまいおやつで「ヨモギ団子」をお出しします。
また、ヨモギ摘み・ヨモギ団子作り体験も出来ます♪